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2017/09/22

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2017/09/12 筑紫支部食べもの委員会 (株)エルパッケージ見学

食べもの委員会で、トレーや仕分け袋をリサイクルされている(株)エルパッケージに見学へ行ってきました‼️

ウエルカムボードがお出迎え❤️

ウエルカムボードがお出迎え❤️

グリーンコープで使用されているトレーは、現在20種類。そのうち、納豆等リサイクル出来ないトレーを除いた16種類が再度リサイクルされ、またトレーに生まれ変わります。

リサイクルとは言っても、トレー全てにリサイクル原料が使われている訳ではありません。

トレーの構造はこうなっています。

トレーの構造はこうなっています。

いくら綺麗に洗って組合員が返してくれるとはいえ、食品を載せるトレーなので、食品に触れるトレーの表裏は新品の樹脂が使用されています。中心層のみ再生原料が使われているのですが、このトレーtoトレーの取り組みを始めてからの16年間で、原油換算で242万ℓの節約になっているとの事! そして、トレーからまたトレーに生まれ変わる取り組みは、世界的にも稀なんだそうです。

学習の様子。右はトレーがつながっているもの。これを切り離して1つのトレーになります。

学習の様子。右はトレーがつながっているもの。これを切り離して1つのトレーになります。

残念ながら工場内は写真撮影が禁止でしたので、文章での報告しか出来ませんが、組合員から返ってきたトレーの中には、残念ながら一部ですが、肉の脂が残ったもの、子どもがシールを貼ったもの…等ありました。

汚れたトレーは、その1枚がリサイクル出来なくなるだけでなく、カビなどの原因となって他のトレーも汚染し、トレーへの再生が出来なくなります。トレーへ再生出来なくなったトレーは、食品用以外の原料(例としては、公園のベンチ)に利用されますが、せっかくトレーへリサイクル出来るシステムがあるのに、もったいないですよね。

 

トレーは、

①綺麗に洗って、②乾かして、③重ねず出す

を是非守って下さいね。

トレーは強度を持たせる為、溝(リプ)があります。洗いにくいのはわかりますが、ご自宅の食器と同じ様に洗って下さい。

乾かすのは、カビ防止です。

重ねず出すのは、なぜかわかりますか⁈

重ねて出されるとチェックする際に、トレーとトレーの間に異物が入っている事に気付かない恐れがある為です。

チェックは全て手作業で行われています。作業される方が怪我をされないよう、異物混入にもぜひご注意をお願いします!

(株)エルパッケージでは、袋to袋のリサイクルもされています。見学し、袋は回収率が低い上、返却の仕方がまだ組合員に浸透していないと感じました。

袋のシールは、必ず切り取って返却をお願いします。綺麗にシールを剥がしても、ノリが袋に残り、異物になってしまうんだそうです。

グリーンコープガイド2017年度版より

グリーンコープガイド2017年度版より

みんなで資源を大切にし、暮らしのゴミを減らすと共に、環境を守っていきたいですね。

(株)エルパッケージの皆さんと筑紫支部食べもの委員会メンバー

(株)エルパッケージの皆さんと筑紫支部食べもの委員会メンバー