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2020/01/05

  • 北九州地域
  • 北九州地域理事会

香害アンケート結果報告

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北九州地域理事会では、9月に香害アンケートを実施しました。
アンケートに3450名の方に参加していただきました。ありがとうございました。

その中で、「香り」について不安がある方が約62%。
実際に「香り」で不快な思いをしたり、体調を崩されている方が約65%いらっしゃることが分かりました。
香りによって不快な思いをした場所としては、店内や車内という回答が多かったですが、給食エプロンという回答はどの年代からも上がっていました。
給食エプロンを使う子どもたちだけでなく、それを洗濯する保護者も様々な家庭の「香り」が重なり合うようについている給食エプロンに不快な思いを感じているようです。

香害のことを考えるために、ふくおか市民政治ネットワーク北九州や、森本市議と一緒に「北九州香害対策委員会」を立ち上げています。
そのメンバーで、北九州市の教育委員会と保健福祉局衛生課へ訪問し、香害対策についてお話と要望をお伝えしに伺いました。

教育委員会からは、「学校に調査したが、給食エプロンの香りで困っているという回答はほとんどない」という返事をいただきましたが、それでも、実際に苦しんでいる人がいる結果が出ているので、「ぜひ、給食エプロンを自前か共有するか選べる仕組みを作ってほしい」とお伝えしました。

保健福祉局からは、「健康を害すると言ってもその特定物質が判明していない。香りは個人によって感じ方が違う。国の方針に従う」という話でしたが、それでも啓発のために、「年度内に、市のホームページに香害の周知啓発のコーナーを作る」という言葉をいただきました。
今住んでいる街が、誰もが住みやすい街になるように、これからも運動を進めていきます。

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