活動内容報告

HOME > 活動内容報告 > 大牟田支部/大刀洗平和記念館見学に行きました

2018/08/28

  • 大牟田支部

大牟田支部/大刀洗平和記念館見学に行きました

8月22日(水)に平和の取り組みとして大刀洗平和記念館見学に行きました。

行きの車中で自転車隊のDVDを見ました。そして過去参加した子どもの話や、2018年に参加してきた方の話を聞きました。グリーンウェーブ8月号の不戦の記事を見ながら、不戦はグリーンコープの原点であることなど話しました。

大刀洗平和記念館に到着!

参加者は大人24人、子ども11人、合計35人でした。

 

到着して、まずガイドさんから成り立ちのお話を聞きました。

それから「追憶の部屋」で映像と朗読がありました。戦争を追体験するような内容で、子どもから大人までそれぞれの胸に迫る内容でした。

その後、館内展示をそれぞれ見る時間をとりました。世界で唯一の残存機である九七式戦闘機、零戦三二型を間近にし、戦時中に思いをはせました。

子ども達が自ら、平和の思いを書き込んだ折り鶴を折る姿をみて、将来、戦争が起こることがないように、と強く祈りました。

 

帰りの車中で感想などを共有しました。今日の平和のありがたさを心から感じ、考える機会になったと思います。

また、当日のカンパは5100円になりました。来年度の平和の取り組みに充てさせていただきます。

多くのご参加とご協力ありがとうございました。

感想もたくさんいただきましたので一部掲載します。

 

【感想】

・私は特攻隊、人間爆弾、人間魚らいというものがあることを初めて知りました。とても怖くて辛くなりました。

・戦争を体験していない母達からよく聞くのですが、なかなか子に伝えたりできないときに、こんなに近くにこの記念館があることを知りました。当時の異常な世相を遺品・資料の数々、朗読やガイドさんのお話で感じ、戦争は本当に嫌だと改めて思いました。

・平和の大切さを改めて感じました。もう少し時間があったら・・と思いました。

・日本で戦争が薄れる中、戦争体験者が減少し、このような資料館でしか戦争、平和が語られないのでいつまでも存続させていただきたいと切に思います。国のために飛び立っていった若者たちのご冥福を祈念いたします。この平和があるのは(いつまで続くか不安ばかりですが)土台になられた先人の方々のおかげです。B29からの爆撃・・怖かっただろう。そして、家族との別れ・・平和を噛みしめて残りの人生を生きていきます。

・若い人がこんなに生命を落としてと思っただけで辛いです。時代が変わっても人は争いをするおろかな人間だと思いました。人生を、夢を奪う戦争。不戦の気持ちを残していけたらと強く思いました。

・戦争をしてもいいことがおこらないし、多くの人の命をうばうぐらいなら戦争はしないほうがいいと思いました。また、戦争に勝者や敗者がないとも思いました。

・はじめてせんそうのこわさをちゃんとしりました。

・実際に見て言葉を失いました。飛行機の大きさも驚いたし、これに立ち向かう正気のなさに怖さを感じました。親の立場になって、このような見学をして良かったです。改めて平和がどんなに恵まれているのかを考えました。大勢の方が亡くなったけれど、一人一人には家族がいて、本当に多くの方が悲しい目にあったんだと思いました。

・赤紙の存在知っていたけど、馬には青紙が届けられ、犬にも紙が届き、徴用されたと聞きショックを受けました。戦争は平時と違う、今の平和を噛みしめたいと思いました。小学生の子どもと一緒に参加できたことありがたいと思いました。

・当時5才で大牟田の空襲もかすかに覚えています。防空壕に行っていたことなど。戦死した父を思い出しました。

・せんそうはだめだと思った。

・戦争はどんな時代になっても行ってはいけません。遺影の方々が昭和19年末頃から20年に亡くなられていました。あと少し早く終戦をむかえていたらあの若者たちは幸せな人生を謳歌されたことでしょう。今も世界には多くの難民がいることを思うとき、平和のありがたさに感謝すると共に、平和ボケにならないようにと自分を戒めながら、伯父の遺影と向き合い手を合わせ祈ります。

・今日は大刀洗平和記念館を見学していろんなことをしることができてうれしいです。このことをもとに一日一日を大切に想いながら過ごしていきたいと思います。

・時間が足りなくてざっと1Fのみでした。残念。まじめで努力家で優秀な若い人があと少しで戦争が終わったはずなのに死ななくてはならないなんて、お国の為と死ぬことを覚悟するとは、何と悲しいことか。特攻隊のプロフィールに「○○で散華」とあり本来の意味は仏様の供養のために花をまき散らすこと。あやまって華と散ると理解し、戦死のことをいうなんて。戦死と言う表記ではいけなかったのかな?特攻隊ゆえ散華とあるのか?その意味をそう表現した記念館の方に理由を聞きたかった。

・大きな爆弾のレプリカをみました。これとともに飛び立っていったんだと思うと・・言葉になりませんでした。兵器で正義を行う。無理がある。戦争は嫌だ。最近、軍事費予算は5兆3000億円との報道がありました。過去最大だそうです。1機1300億円のイージスアショア2機分のお金も含まれている。核禁止条約にも不参加の日本。平和から逆走しているように思える。平和を!と切に思う。

・だれもが戦争はいけないとわかっているのに、環境に流され戦争に向かっていくこともある。しかし、このような平和を考える機会を子どもの頃から繰り返し経験することにより、不戦への思いを確かなゆるぎないものにすることは大切だと思いました。

興味を持たれた方はぜひ大刀洗平和記念館に足をお運びいただければと思います。

大刀洗平和記念館ホームページ http://tachiarai-heiwa.jp/